病院紹介

理事長・院長挨拶


医療法人博康会アクラス中央病院 理事長・院長 中村 俊博

2014年11月1日、鴨池の旧「なかむら内科病院」を現在の武岡に「アクラス中央病院」として移転をして9ヵ月が過ぎました。旧病院より病床数が増えたことや新入職者の増加等もあり、スタッフも慣れない業務等で地域の多くの患者様や医療関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。当院のスタッフもようやく業務も慣れてきました。

こうした中、地域住民の方や医療関係者の方々から「アクラス中央病院はどういうときに受診すればいいか分からない。」「アクラス中央病院は長期療養型の病院では?との声が届いてきました。こういった声にお応えし私たちの病院を知っていただくために、この度ホームページをリニューアルさせていただきました。

当院は通常の日常診療だけではなく特に『認知症診療』、『消化器内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)』、『人間ドック』の3つを柱として力を入れています。詳細は各頁を読んでいただければ当院がどのような病院かご理解いただけると思います。

人間ドックや消化器内視鏡検査で疾病予防促進や病気の早期発見に努め、認知症における外来や病棟診療において症状の進行を遅らせる治療やご家族の方の付き合い方等もサポートを行っていく。こうしたことに共通することとしては、地域の方々への健康のサポートと考えております。

昨今の医療情勢は現在の入院中心の医療から、在宅医療を中心とした地域密着の医療へ移行しています。当院では入院設備はありますが、認知症病棟も含めいずれも「長期療養型」ではなく「在宅」に向けてのリハビリテーションといった医療が中心です。

また、ご承知の通り鹿児島県は2014年10月1日現在高齢者の数は約167万人で高齢化率は28.6%と全国18位で高齢化は年々進んでおります。一方で、県はいわゆる「健康寿命」の延伸を促進しており、鹿児島県の健康寿命は2010年の統計にて男性 71.14歳(全国7位),女性 74.51歳(全国10位)と、男女ともに全国平均を上回りベスト10に入っています。

当院の「健康寿命の延伸」による地域医療への貢献が高齢者の方も一緒に生活をし、みんなで支えあう地域づくりのサポートとなれば幸いです。職員一同、皆様のため、地域のために頑張りますので、今後ともご支援、ご指導をお願い致します。

医療法人博康会アクラス中央病院
理事長・院長 中村 俊博