入院手続きについて
医療保険財政が逼迫している本邦の医療情勢により、当院ではいずれの病棟も長期入院は行っていません。
当院は2〜3カ月を目途に在宅復帰ないし施設入所が目標で、それに向けてのリハビリが中心です。それでもなお長期入院が必要と判断された場合は、基本的に長期入院が可能な病院を紹介させていただきます。
入院当日
入院当日はご予約の時間までに2階受付にてお手続きをお願いします。また、医師の診察・検査終了後に病棟へ係りがご案内します(医師より時間の指定がある方はこの限りではございません)。
入院の手続きに必要なもの
- 入院誓約書
- 印鑑(認印・銀行印)
- 銀行口座番号の控え
- 保険証・医療券(交付を受けている方)
その他、次の証書・書類をお持ちの方はご提示ください。
- 限度額認定証
- 紹介状(他の医療機関)
- 退院証明書(今回入院される以前、180日以内に当院以外の病院・医院に入院された事がある方は退院証明書をお持ちください)
- 老人医療受給者証
- 身体障害者更生医療等、公費負担の医療証
- 療育手帳
- お薬手帳
- 介護保険証
- 自立支援医療受給者証
- 保険証は月に1度確認をいたしますので、ご協力お願いいたします。
- 保険証に変更が生じた場合は、2階受付までお知らせください。
入院生活にあたり用意して頂くもの
必ず必要な物
- 今までに服用されていた薬
- タオル、バスタオル
- 箱ティッシュ
- 洗面用具(用具入れ袋)
- コップ(プラスティック製等の割れにくい物)
- 肌着
- リハビリシューズ
- 石鹸
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- 櫛・ブラシ
- 髭剃り
- シャンプー
- 洗濯物入れ容器(バケツ等)
- マスク
- 靴下
状態に応じて必要な物
- お尻拭き
- 食事用エプロン
- 服
- 義歯入れ容器
- 吸飲み
- 口腔ブラシ(スポンジ用・ブラシ用)
- 持ち物には必ず名前を書いてください。
- 貴重品はお持ち込みにならないでください。
- 上記の中で消耗品は有料で準備できるものがあります。
- お荷物は極力最小限でお願いします。また、季節毎の衣類の入れ替えをお願いします。
- 院内での私物の紛失は責任を負いかねますので、各自責任を持って管理して頂くか、お持ち帰りください。
- 当院では病衣の貸出を致しております。別途用紙にて、詳細をご説明させていただきます。
- 時計が必要な方は、ご持参ください。
病院からのお願い
- 患者様同士の食べ物のやり取りは、衛生上、治療上に問題がございますので、ご遠慮ください。
- 顔色、爪の色は診断の目安になりますので化粧・マニキュアはお控えください。
- 治療上の理由により、病室の移動をお願いすることがありますのでご了承ください。
- 入院中は、医師・看護師・その他職員の指示に従ってください。
- テレビ・冷蔵庫・ポット等の電化製品は持ち込めません。
- 飲酒や、大声を出したり暴れたり、その他迷惑行為があった場合、他の患者様のご迷惑にもなりますので、退院して頂く事があります。
その他ご不明な点や、お困りの際は、お気軽に職員までお申し出ください。
当院では患者さまの保険により正当な報酬をいただいておりますので、お気持ちは本当にありがたいのですが、謝礼は一切受け取ることはできません。ご協力をお願いします。
お見舞いについて
- ご来院の際は、かならず2F受付へお立ちよりください。
- 面会時間は午後2時より午後4時までです。患者様の治療・安静のため、また防犯上のため時間をお守りください。
- 当院では、防犯と患者様の安全確保のため、午後5時15分〜翌午前8時半までの間、1階正面玄関出入口の施錠を実施しています。急用で入館したい場合は、1階夜間入口にあるインターホンで館内職員までご連絡ください。
- 感染症流行期は、入院患者様への感染を防ぐため、ご面会を制限させていただきます。ご理解、ご協力をお願いいたします。
- 患者様の病状により、面会をお断りする場合があります。
- 病室内でのご案内・ご面会の方々の飲食はご遠慮願います。
- 医療安全のため病室入口には名札を付けております。
患者様の権利と責任
- 人としての尊厳を尊重された医療を受けられます。
- 事故の心身状況を理解する為に必要な情報を受けられます。
- 診察、検査、診断、治療、看護、費用、福祉に関わる情報を受けられます。
- 充分な情報、説明を受けた上で、自己の自由な意思で医療行為を選択できます。
- 自分の健康状態、症状、診断、予後や個人情報は保護される権利があります。
- 健康的なライフスタイルや疾病の予防や早期発見についての教育を受ける権利があります。
- 患者様は、他の患者様が良質な医療を受けられるように配慮するとともに、当院職員が適切な医療を行うのを妨げないように協力してください。
患者様にご協力いただきたいこと
- ご自身の病気を治そうとする意思を強く持ってください。
- 心身の健康状態、その他の必要事項について正確な情報をお伝えください。
- 検査、治療等の医療行為は良く理解され、同意の上お受けください。
- 状態の変化、治療中の問題についてお知らせください。
入院生活について
個室料について
入院時個室利用をご希望の方は下記の室料差額料金が必要となります。
3F 対象病室 | 差額使用料 |
---|---|
307・308・310・311号室 | 1日5,000円(税込) |
4F 対象病室 | 差額使用料 |
---|---|
403・405号室 | 1日3,000円(税込) |
413・415・416号室 | 1日5,000円(税込) |
5F 対象病室 | 差額使用料 |
---|---|
506・507・517・518号室 | 1日1,500円(税込) |
502・511・512・521号室 | 1日3,000円(税込) |
501・522号室 | 1日5,000円(税込) |
個室利用を希望される方は看護師へ申し出て頂き、使用申込申請書を記入して頂きます。
- 患者様の病状により、管理上必要と判断し入室して頂く場合は差額料は発生いたしません。ただし、病状が安定した時点で大部屋への移室とさせて頂きます。引き続き、個室利用希望される場合は差額料金を徴収させて頂きます。
食事について
- 朝食/午前8時、昼食/12時、夕食/午後6時 です。
- 食事は別途ご負担となります。
- 検査で食事が摂れない場合には、事前にご連絡いたします。
- お茶は食前に準備いたします。
テレビについて
- テレビの利用は有料となります。 5,090円/月
- 月途中からご利用の方は、200円/日となります(上限5,090円/月)。ご利用の際は、ナースステーションまでご連絡ください。
- テレビをご覧になる際には、イヤホンのご使用をお願いします。
- 消灯(午後9時)以降のテレビの視聴をご遠慮ください。
冷蔵庫について
- 1日100円で個別使用できます。ご利用の際は、ナースステーションまでご連絡ください。
- その他電化製品の使用に関しては、ナースステーションでご確認ください。
電話・公衆電話について
- 公衆電話は5階談話室にあります。
- 外線の取次はいたしません。ご伝言を承ります。
- 携帯電話のご使用は各階食堂もしくは談話室をご利用ください。
- 許可された場所でも、大声での通話や、消灯後の通話はお控えください。
携帯電話使用に際しての注意事項
- 大部屋では他の患者さんの迷惑になりますのでメール使用でお願いします。
- 個室での使用は認められておりますが、消灯後の使用はお控えください。
- 医療機器等を使用されている患者さんの個室での使用はお控えください。
喫煙について
- 院内は全て禁煙になっております。
喫煙が発覚した場合はいかなる場合においても強制退院となりますので十分ご理解ください。
自動販売機について
- 飲料の自動販売機は2階待合室(吹き抜け)にあります。
尚、疾患によっては使用制限をさせて頂きますので、ご理解ください。
入浴について
- 浴室および機械浴室は各階にあります。
- 症状によっては医師の許可が必要となります。
- 入浴は週2回となっております。入浴日以外は清拭を行います。
理髪について
- 当院では事故防止等の為、外部より免許を持った専門の理容師による理髪を行っております。ご希望の方は職員までご連絡ください。
洗濯について
- 洗濯は原則としてご家族でお願いいたします。
病院内での洗濯機器
3階:洗濯機〜7.0kg 300円
4階:洗濯機〜4.5kg 200円
5階:洗濯機〜4.5kg 200円
各階:乾燥機100円/30分
寝具・タオル・オムツなどの購入について
入院中に必要なタオル・病衣・オムツ類については、日々ご用意されるご家族の負担軽減・一括管理による院内衛生、環境整備、感染予防の点からも、外部業者(株式会社アメニティ)によるセット納入をご提案しております。
詳細は「アメニティセットのご案内」を参照ください(こちらは株式会社アメニティとの直接契約です)。皆様のご事情を踏まえ、院内衛生、環境整備、感染予防を考慮し、ご相談を賜ります。
患者様の個人情報について
当院では患者様の個人情報の適切な管理に努めています。個人情報の利用目的は、以下の通りです。
1. 院内での利用
- 患者様に提供する医療サービス
- 医療保険事業
- 入退院等の病棟管理
- 会計・経理
- 医療事故等の報告
- 当該患者様への医療サービスの向上
- 院内医療実習への協力
- 医療の質向上を目的とした院内症例研究
- その他、患者様に係る管理運営業務
2. 院外への情報提供としての利用
- 他の病院、診療所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
- 他の医療機関等からの照会への回答
- 患者様の診療等の為、外部の医師等の意見・助言を求める場合
- 検体検査業務等の業務委託
- ご家族等への病状説明
- 審査支払機関へのレセプト提供
- 審査支払機関又は保険者からの照会への回答
3. その他の利用
- 医療・介護サービスや業務の維持・改善の為の基礎資料
- 外部監査機関への情報提供
- 学会・研究会において発表される症例報告
- 上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を看護師までお申し出ください。
- お申し出が無いものについては、同意して頂けたものとして取り扱わせて頂きます。
- お申し出は、後から撤回、変更を行うことが出来ます。
- 外来でのお名前の呼出や入院病室の名札の掲示について、不都合のある場合には、外来受付窓口、及び入院される病棟の看護師の方にお申し出ください。
お支払について
入院費のお支払について
- 月末締め計算、翌月10日以降に請求書を郵送いたします。退院月分の退院時精算をご希望の場合には、事前にお申し出ください。
- お支払は口座振替とさせて頂きます。それ以外のお支払方法をご希望の方は2階受付にお申し出ください。
- 自己負担額が一定の金額を超えた場合には、差額を保険者(社会保険事務所・各市町村)に請求する事が出来ます(地域連携室のソーシャルワーカーにご相談下さい)。※入院中に申請する事も出来ます。
- 身体障害者手帳の1級・2級をお持ちの方は、治療費の払戻し制度があります。
- 入院費の計算は、健康保険の定めにより、ホテル等の計算とは異なり、夜間12時を起点に日数計算をいたします(1泊2日の場合は、2日分で計算されます)。詳しくは2階受付までお問い合わせください。
個室料のお支払について
個室料のお支払は入院費と合わせて請求させて頂きますのであらかじめご了承下さい。
医療費未納対策
新聞等の報道でご存知のように、当院においても診療費の未納・滞納が深刻な問題となっております。当院では、再三の督促にも応じていただけない患者さまやご家族に対しては、退院のお願いをすることとなっております。
診断書・証明書等の発行について
生命保険等の診断書が必要な方は、入院中に書類を用意し、退院時までにお申し込み下さい。診断書が複数ある場合には、一度にお申込み頂きますよう、ご協力をお願いいたします。
退院について
退院の際に、お薬や次回の外来受診日等については医師又は看護師が説明いたします。
- お支払済の領収書は確定申告の際に必要となります。再発行は致しませんので大切に保管してください。