お知らせ

看護部長のひとりごと Vol.6


患者さん・職員が一緒に楽しんだX-Mas会

12月14日に、看護部恒例のクリスマス会を開催しました。今回もお誕生日会と栄養科とタイアップしたオヤツバイキングも行いました。
特に今回の目玉は、開催日に、ちなんで『忠臣蔵』を職員で演じたのです。(クリスマス会なのに)宴会部長といえる理学療法士のKさんが台本から演出・演技指導までしてくださったおかげで、素晴らしい出来栄えでした。
ちなみに私にも浅野内匠頭の妻、瑤泉院役が与えられ、台詞を必死に覚えて本番に臨みました。直前まで独語のように台詞を繰り返し、意気揚々と本番に臨みました。調子よく内蔵助とのやりとりも大詰めに入ったその時、一番前で見ていた患者さんが「ちょっと、トイレに行きたい」と話しかけてきました。
「えっ、大変」そう思った瞬間、一瞬にして瑤泉院から看護師へ意識がもどり、私の頭から台詞は吹っ飛んでいました。
なんとか内蔵助の助けを得て、その一幕を終えることができたのですが、役者になりきれなかった自分を後悔し、もう一度機会があればと秘かにその時を願っています・・・
患者さん方にも大変好評で、「楽しかった」「映画を見ているようだった」「子供のころ学校の先生が読み聞かせてくれた忠臣蔵の話を思い出して懐かしかった」とたくさんの感想を聞かせてくださいました。栄養士さんの手作りケーキも好評で、「おいしかった。毎日食べたいわ」と食への意欲も見せていただくことができ、私たちにとっても素敵な笑顔をプレゼントとしていただきました。
患者さんも職員も一緒に楽しむことができたちょっと変わったクリスマス会は、忘れることのできないレクレーションとなりました。

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